悪性のリンパ球が増殖|糖尿病の症状は甘く見てはならない|健康の振り子となる
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糖尿病の症状は甘く見てはならない|健康の振り子となる

悪性のリンパ球が増殖

カウンセリング

化学療法と放射線療法

血液の中には、体に侵入してきたウイルスなどを撃退するリンパ球が含まれています。そのリンパ球が、ガン化して異常に増殖していく病気が、悪性リンパ腫です。他のがんと異なり、悪性リンパ腫は腫瘍を切り取るという方法では治療できません。また、リンパ球が本来の力を発揮することができなくなるので、体がウイルスの悪影響を受けやすくなるという問題もあります。そのため悪性リンパ腫は、治療が難しく死亡率の高い血液のがんとして恐れられています。しかし現在では、化学療法や放射線療法で完治させることが可能となっています。具体的には、悪性のリンパ球を弱らせる抗がん剤を投与したり、悪性のリンパ球が特に多く集まっているワキなどに放射線を照射したりするのです。これにより増殖のスピードが落ちれば、体は快方へと向かっていきます。

正常なリンパ球が増加

化学療法や放射線療法では、悪性のリンパ球にダメージを与えることができますが、それによって正常なリンパ球もある程度ダメージを受けることになります。そのため悪性リンパ腫の治療では、正常なリンパ球を増やすための、造血幹細胞の移植もおこなわれています。造血幹細胞とは血液を作り出す細胞で、これを健康な人の体から採取して、患者に移植するのです。健康的な造血幹細胞が増えれば、それによって正常なリンパ球が作り出され、体はウイルスの悪影響を受けにくくなります。つまり、より健康状態を取り戻しやすくなるということです。また正常なリンパ球には、悪性のリンパ球を撃退する力があります。そのため造血幹細胞移植をすることで、悪性リンパ腫は治りやすくなるだけでなく、治療後には再発しにくくなるのです。